【東京マザーズクリニック】完全無痛分娩体験レポ

子育て

私には1歳になる娘がいますが、
東京マザーズクリニックでの出産体験を残しておきたいと思い、今更ながら記録いたします。

マザーズクリニックでお産を検討している妊婦さんたちのお役に立てれば幸いです。

現在、私は東京都在住ではなく、隣県に住んでおりますが、
どうしても24時間無痛分娩が可能な病院でお産をしたいという
強い希望から都内の産婦人科を探すことにしました。

しかし、実際に産院探しをしてみると、都内で無痛分娩が出来る病院は想像よりも少なく、
様々な条件から絞った結果「東京マザーズクリニック」を選ぶことに。

決め手となった理由は下記3点です。
①24時間365日完全無痛分娩が可能
いつでもお産が出来る体制が整っている理由は、麻酔科医が常駐しているからです。
麻酔科医が常駐していない場合、
産院によっては夜間、休日の出産には無痛分娩ができないという施設もあるそうです。

※無痛分娩を選択していても、赤ちゃんの状態次第で帝王切開になる場合もあるそうです。
実際に、私も逆子状態が続いていたため帝王切開の説明も受けていました。

②4Dエコーが導入されている
3Dエコーに時間の要素を加えて、動画にしたものが「4Dエコー」です。
赤ちゃんの表情や動く様子がリアルタイムに観察でき、
うちの娘の場合は、舌を出したり、あくびをする様子が見られました。

③口コミでの評判が良いこと
どの口コミを見ても評価がとても良く、直感的にここで産みたい!と感じました。
人気の産院であることから、あっという間に予約が埋まってしまうと聞いていたため
妊娠発覚後、すぐにこちらを予約しました。

【出産前日から出産までの流れ】
※個人差があるため、参考程度にご覧ください。

13:30 院長による検診
「もういつでも産めるけど、出産日はいつにしますか?」とのことで、
車の中に入院グッズを乗せていたため、翌日出産することにしました。

14:00 入院手続き
看護師さんが個室で入院中の過ごし方や部屋の使い方などを説明してくれます。

14:45 内診(ミニメトロ)+子宮口を柔らかくする内服薬を飲む(内服後は1時間おき)
知人からメトロが激痛だったと聞き、怯えていたのですが
個人的には痛いというよりも、なんだか苦しいなという感覚がありました。

15:45 脊椎に管を入れる
背中の麻酔もチクっと程度で全然耐えられましたが、管に通すときに冷たい感じがしました。

18:15 夕食
19:15までに洗面等を終わらせるように指示がありましたので化粧を落とします。

19:30 NST+ミニメトロを外す

23:50 麻酔、陣痛室に移動、血圧測定
陣痛室は狭めの個室です。

1:00 子宮口の開きは3センチ程度

5:30 子宮口の開きが先ほどよりも広がっていると案内がありました。

6:15 院長の内診で人口破水準備、麻酔追加

6:50 誘発剤をいれる

8:45 お尻付近にずーんとした痛みがあり、麻酔追加
下腹部が重くなる感じで、耐えられるけど・・・なんかツライという状態でした。
麻酔を入れるタイミングは痛みの具合で自分で決められます。

9:15 痛みがあまり取れず、麻酔追加
15分程度で痛みが落ち着くとのこと。追加後は痛みがすぐに無くなりました。

9:45 内診

11:00 出産
院長や助産師さんが優しく声をかけてくれるので、安心してお産に臨めました。
しかし、出産後に出血多量となり、震えと眠気が凄まじく、娘を抱っこしないまま個室へ移動。
絶対安静のため、尿管を付け、子宮を戻す薬とフェインジェクト(鉄剤)という点滴を打ちました。

15:00 おやつタイム
仮眠を取っていたため、昼食が取れず、おにぎり等をご用意いただきました。

16:00 1時間程度、娘と一緒に過ごす
カンガルーケアが出来なかったので、すごく幸せな時間を過ごせました。

18:00 夕食

0:30 なんとなくお腹が痛くて痛み止めを飲む

2:00 就寝

起床後は授乳指導や産後指導等をしていただき退院まで過ごします。

退院日
朝ごはんの後、最終的なお会計を済ませて、11時には退院しました。

退院してから3日後に再度通院
娘にK2シロップ内服、先天性代謝異常検査、体重測定、授乳について
それと、ママの体調メンタルなどを見てもらいました。

簡単ですが、入院前日から産後までの流れは以上となります。

【良かった点】
・やはり無痛分娩で出産できたこと
陣痛の痛みはほとんど感じず、出産ギリギリまで夫とlineしていました。
(コロナ化での出産は、出産ギリギリまで産院の外で待機するように指示がありましたが、
現在は、分娩当日の午前10時から産後2時間までご滞在可能とのことです)

・無痛分娩でもちゃんといきめます
立ち会った夫とも普通に会話が出来ていました。

・先生方だけでは無く、看護師さん、助産師さん、
栄養士さん、コンシェルジュ、お料理の配膳スタッフなど
皆さんのホスピタリティが高く、安心して過ごすことが出来ました。

入院中の楽しみは食事で、非常に美味しかったです。

・基本母子同室ですが、自分に余裕がないときは預かってくれます。
(私の場合、自分の回復を優先したかったので、夕方以降は殆ど預かってもらいました)

・私は出来ませんでしたが、カンガルーケアができること
通常であれば出産後に2時間程度、カンガルーケアができるそうです。

・マザーズクリニックでは母乳外来、産前産後の育児相談、
出産後にフォローアップの2週間健診(ママの心のケアや育児相談など)、一か月検診まで対応可能。
その他、何か不安なことがあれば、電話でいつでも相談可能だそうです。

・個室は広く、お部屋数も少ないので、とても静かでゆったり過ごせました。

・お産セットが用意されているので、よくある入院準備がほとんど要りません。
たまたまかもしれませんが、リュック1つで入院している妊婦さんも見かけました。

また画像には記載されていませんが、入院中に使う授乳クッションとは別に
新しい授乳クッションも退院の際にいただけたので用意する必要はありません。

・退院の際、お祝いのお花やレシピ本をいただけました。
左の本は退院の際に、右の絵本は娘の誕生日に送られてきました。

【微妙だった点】
こちらに関しては、コロナの影響も大きかったため、やむを得ないところも多々あります。

・コロナ化で出産したこともあり、産後3日での退院
※HPを拝見したところ、現在は産後4日の退院に戻っているようです。

・沐浴について
クリニックの方が子どもの沐浴対応してくれるため、
実際に沐浴する機会がなく、動画をみてくださいというスタイルでした。
※こちらもHPを拝見したところ、
産後の沐浴指導(訪問のみ)で対応してくれるようです。

・出産一時金を差し引いても150万ほど掛かること
もっと無痛分娩が普及できるように、出産費用が安くなればいいなあと思います。
(私の場合、都内在住ではないため助成金はその場では使えませんでした。
※出産後、自治体に行き、還付手続きをしましたが還付金は本当に少しだけです・・・)

・産院付近は何もないのでアクセスが少し不便

・院内の設備について
待合室の席数が足りず、簡易的な椅子が並べてあります。
コロナ化だったこともあり、どこに座っていいか悩むことがたまにありました。

・完全予約制ですが、受付してから毎回30分程度待ちます。

簡単ですが、全体の流れや感想は以上となります。

結論として、マザーズクリニックで出産できて、とても満足しています。

マザーズクリニックを選んだお陰で、
妊娠初期から臨月まで、出産に関する恐怖を感じず、とても穏やかに過ごすことが出来ました。

ただ、妊娠期間・出産を経て思うことは、無痛分娩を選択したとはいえ、
出産するという行為は、本当に命懸けで、想像以上に身体の負担が大きかったなぁと感じます。

当たり前かもしれませんが、どんな出産方法でもメリット・デメリットはあります。
だからこそ、ご自分が納得いくまで調べて、満足のできる出産になりますように。

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